最近ではサウナブームが巻き起こっており、「サ活」や「ととのう」という言葉を聞いたことがある方も多いかと思います。
僕自身サウナが大好きで、週2回はいくサウナ好きです。
ただ間違った知識としてサウナにはダイエット効果はありません。
ただサウナには直接的なダイエット効果はなくても、「痩せやすい身体作りはできること」とそのほかにも様々な健康に良い効果があります。
サウナの効果
血行促進
高温にさらされることにより、血管が拡張され、血液が全身に巡りやすくなる。
この血行促進がサウナの大きな効果。
これにより下記の様々な効果につながる。
むくみ改善
むくみの主な原因は、リンパの流れが滞っていること。
サウナは血行だけでなくリンパの流れも活性化するため、顔や脚のむくみが解消される。
腰痛、肩こり改善
これらの症状で悩んでいる方はとても多い。(パーソナルトレーニングでもこれらを改善したいという依頼は多い)
血行促進により症状が改善していくことが見込める。
冷え性改善
手足の末端まで血液が流れることになるので、冷え性改善に繋がる。
特に足先の冷えに悩んでいる方は多く、サウナで足先まで血液を流すことで、サウナから出た後も保温効果が続く。
美肌効果
汗を掻くことで老廃物を流し、美肌効果に繋がる
安眠効果
血行が良くなると、幸せホルモンである「セロトニン」が分泌される。
セロトニンは自律神経のバランスを整えようとする。
自律神経のバランスを整えることは良質な睡眠には不可欠。
リラックス効果
僕自身一番感じており、サウナに通い続けることの理由はこのリラックス効果が高いことから。
前述したセロトニンが出ることによりリラックス効果がある。
ストレス発散
セロトニンが出る、そしてリラックスできることによりストレス発散につながる。
そしてサウナや温泉に入っているときは携帯電話等の電子機器がもちろん持ち込めない。
電子機器から離れることでデジタルデトックスにもなり、心身ともに休まることができる。
疲労回復
ストレス発散やリラックス効果、そして良質な睡眠により疲労回復につながる。
ただ長時間頑張ってしまうと逆に疲労を溜めてしまうことにもなるので注意。
サウナの効果的な入り方
①ぬるま湯で体を温める
皮膚に汚れがついている状態では汗をかきづらく、熱と蒸気がこもるサウナ室では匂いも発生しやすいのでかけ湯をして炭酸泉のようなぬるま湯に浸かり、身体を洗う。
②水分補給をする
脱水状態にならないためにと、しっかり汗を掻くためにも水分補給をする。
③6〜12分サウナに入る
だいたいサウナには12分計がついているので、6~12分を目安に自分のコンディションと相談しながら入ると良いでしょう。
体が辛くない範囲で楽しむのが大事。
サウナ室は階段のように2段になっているところが多い。
熱は上に昇る性質があるので、上段の方が熱い。
まずは上段よりも温度が低い下段に座るのが個人的にオススメ。
④かけ湯をして水風呂に入る
必ずかけ湯をして汗を流し、次は水風呂へ。
高温のサウナから出ていきなり水風呂に入ると血圧が急激に上がるので危険な場合がある。
そして汗を流さずにいきなり水風呂に入るのはマナー違反なので絶対にダメ。
かけ湯をして汗を流し、水風呂に入るときは、まず低めの温度のシャワー、もしくは水風呂の水を桶で手や足をかけて慣らしてからつかるのがベター。
水風呂は、サウナで広がった血管が引き締まり、湯冷めしにくくなる効果がある。
水風呂に入る目安時間は1~2分、寒い場合は無理せずに出ましょう。
サウナ後の水風呂は血管の反応が大きいので、動脈硬化症・高血圧症・高度の糖尿病、心臓病、不整脈など循環系器官に疾患がある人は、控えた方がよいかと。
⑤休憩する
水風呂から上がったら休憩。
体の水分が蒸発するときに湯冷めするので、水気をタオルで拭き取ってから休憩してください。
イスやリクライニングチェアでゆっくりリラックスすれば自律神経が整い、このときが至福の時間で、きっとリラックス効果を感じられるでしょう。
サウナではたくさん汗をかくので休憩時に水分補給を忘れずに。
⑥「サウナ」→「水風呂」→「休憩」を繰り返す
サウナの基本的な入り方「温冷交代浴」は、「サウナ」→「水風呂」→「休憩」までを1セットとし、これを3回ほど繰り返すのが一般的。
ただしその日の体調で調整すること。
サウナでダイエット効果はない
サウナやお風呂を出てから体重が減ることはよくある。
ただこれは水分が抜けただけ。
人間の体の60パーセントは水分でできていて、体重の1キロ〜2キロは汗を掻くことで減らすことができる。
なので、水分補給をすれば体重は元に戻ることに。
最近では、ダイエットとしてこのように水抜きをする方もいますが、ボクサーや格闘技をされていて軽量があるとかなら別ですが、一般の方は健康に悪影響なので、水抜きはやめておいたほうが賢明。
ただむくみ改善やストレス解消の効果があるので、食事やトレーニングで体重を減らしボディメイクをしている方なら、ダイエットとして効果は期待できる。
ダイエットで大切なことは食事と運動とストレスのバランス。
サウナだけで痩せようとするのは間違い。
ととのうとは
サウナブームにより、よく「ととのう」という言葉を聞いたことある方も多いと思う。
「ととのう」とは、「この最高の快感はなんだ!?」と思う瞬間のこと。
そう、それこそが全国のサウナーを魅了してやまない「ととのった(ととのう)」瞬間。
サウナや水風呂を何回かくり返した後、椅子やベンチでゆっくりと休憩をすると血液が体を、酸素が脳を駆け巡り、ディープリラックス状態になる。
この「とてつもなく気持ち良い、天国のような快感」に達することを、サウナーは「ととのった!」と呼ぶ。
まとめ
サウナの最大の効果としては血流の流れが良くなること。
そして心身の健康につながることです。
そして僕自身、サウナの大きな効果としてリラックスできることと、睡眠の質が高くなっているのを実感しています。
また携帯電話などの電子機器から少し離れた時間を作ることも大事だと思っており、そのためにサウナにいくこと、温泉にいくことは僕自身の一つのツールとなっています。
健康に様々な効果があるサウナに是非とも行ってリラックスしてみてください。