皆さんリトリートって聞いたことありますか?
リトリートとは「日常生活から離れる時間を持つことで、心身をリセットして日常生活を新たに再スタートするための合宿」というような意味で使われています。
リトリートという言葉はリトリートメント(retreatment)という言葉が語源で、日本語では転地療法、つまり普段いる場所から物理的に距離をとることで疲れを癒す方法です。
特に温泉や森林浴は五感が心地よく刺激され、たまったストレスを洗い流してくれる効果があります。
日常が忙しくあっという間に1日が終わっている。
そんな毎日を過ごしている方も多いのではないでしょうか?
振り返る時間というのもリフレッシュで必要です。
旅行との違いは?
ぱっと聞いた感じ旅行とどう違うの?
と思った方も多いのではないでしょうか?
リトリートと旅行の違いはセルフケアや自己成長が目的となっているということ。
リラックスした環境下で自分を見つめなおす時間をもつことができます。
観光が目的の旅行とは違い、日常を忘れてリフレッシュすることを目的とします。
リトリートをすることのメリット
心と体を休め、リフレッシュできる
リトリートは主に自然豊かな場所で行う。
常の喧騒から離れ、ゆったりと流れる時間のなかで、さまざまなことに思いを巡らせられことができる。
家や近所の街並みなど、いつもと同じ環境のなかにいるとなかなか心からリラックスできない。
ところが、数日間でも違う環境に行くと、日常を忘れて心身ともにリフレッシュでき、疲れをリセットすることができる。
自分自身と向き合うことができる
忙しく過ごしていると自分自身と向き合う時間も忘れてしまう。
リトリートを行うことによって、自分が何を考え、何に悩み、これからどうしたいのかを落ち着いて考えることができる。
リトリートはどこに行けばいい
森林
森林セラピーがあるぐらい、森林にはリラックス、癒し効果があります。
森林にはストレスを下げる効果が認められており、自然いっぱいの森の中で深呼吸するのはとても気持ちがいいです。
海
地球のおよそ80パーセントは海です。
私たち人類は海から誕生したと言われるほど海は身近な存在です。
朝焼けの海、昼の海、夕方の海、夜の海、それぞれいろんな「顔」を海は見せてくれます。
ぼんやり海を眺めながら波の音を聞いたり、ダイビングをしたりするのも良いでしょう。
温泉
ゆっくりと温泉に浸かる。
それだけでも心身がほぐされリラックスできる。
露天風呂や秘境の温泉などで美しい景色を眺めながら温泉に入れば、体の疲れがとれ、心が満たされることでしょう。
リトリートって何すればいい
ヨガ
自然のエネルギーを感じ、呼吸や意識を整えるヨガ。
自然の中で自分の体と向き合い、体を動かすことで心と体のリフレッシュすることができます。
瞑想(マインドフルネス)
呼吸を整え、自分の中から溢れてくるものを感じられる瞑想。
実は、世界的な大企業でも就業時間中に取り入れられているほど、仕事や作業の効率化を図るのに効果的だと言われています。
リトリート先でマインドフルネスを実践すれば、気持ちを整え、自分自身とより深く通じ合えることも。
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あえて何もしない
何かをする必要はありません。
どこに行ってもついつい何かせわしなく活動してしまって疲れるという方もいらっしゃるかと思います。
それなら、リトリート先で「何もしない」ことを選んでください。
いつも通り起床
気が向いたら海辺や森林など周辺を少し散策
日が沈んだら就寝
このような時間の過ごし方です。
今までやったことないことにチャレンジする
リトリート先で、今までやったことのないことにチャレンジしてみるのも良いかと思います。
例えば
ダイビング
トレッキング
SUP
サーフィン
絵を描く
カヌーに乗る
乗馬
ファームに行く
イルカと泳ぐ
クジラを見に行く
こんなのいかがでしょうか?
まとめ
リトリートとは普段いる場所から物理的に距離をとることで疲れを癒す方法です。
同じ時間を毎日同じ職場で過ごす。
自分を振り返る時間がない。
自宅と職場の往復で疲れてしまっている。
そういう方には週末だけでも、少し遠く離れた場所でリトリートをしてもらうと良いでしょう。