エッセンシャル思考とは「より少なく、しかしより良く」を追求する生き方のこと。
これを読むことによって、なんでもイエスということはエネルギーを分散させることにも繋がるのだと気づいた。
仕事で成功することによって、多忙になってくる。
やるべきことが多すぎて多忙だと感じている。
それは果たしてやるべきことなのか?
本当にやるべきこと、そしてその本質とは何かを考えさせられる素晴らしい本に出会いました。
①見極める
時間を作ることは8割のことを捨てること
あれもこれもして全部を手にすることはできない→トレードオフ
孤独こそが思考を生み出す→一人の時間を確保する
睡眠の確保→最大の資産は自分
厳密な選抜
絶対にイエス以外はノー
90点ルール→内容を記述し、最低限の条件、報酬、環境などを考慮して90点以上ではないものは断る
①そのチャンスについて、記述する ②考慮するに値するチャンスの「最低限の基準」を3つ書き出す③考慮するに値するチャンスの「理想の基準」を3つ書き出す 最低限の基準を満たしていないチャンスは、もちろん却下。
そして、理想の基準を満たしていないチャンスも、やはり却下。
すべて満たしているものだけが、考慮に値するチャンス。
②目標の明確化
判断することは関係性が壊れるということではない
トレードオフに目を向ける
誰もが何かを売り込んでいる
曖昧なイエスは迷惑になる
断るということは、好印象より敬意になる
③仕組み化する
努力の削減→成果を生まない努力は何か?
それをやめる。
人はトリガー→行動→報酬と考え行動する
例えばダイエットをしているけど、仕事終わりにコンビニでいつもスイーツを買ってしまう。
仕事終わりの帰宅中にコンビニを見る→トリガー
コンビニの中に入る→行動
アイスを購入して帰って食べる→報酬
ここで大事なのは、悪い習慣のまずトリガーを引かないようにすること。
この場合だとコンビニを見ないルートで帰ること。
印象に残った言葉
エッセンシャル思考とは、まさに「より少なく、しかしより良く」を追求する生き方
自分で優先順位を決めなければ、 他人の言いなりになってしまう
他人の期待に合わせるのではなく、自分に正直に生きる勇気がほしかった
選択とは、行動なのだ。与えられるものではなく、つかみとるもの
やることを減らしたほうが、生産性が上がる場合もあるのではないか
努力の量と成果が比例するという考え方を捨てたとき、エッセンシャル思考の大切さが見えてくる
何かに「イエス」と言うことは、その他すべてに「ノー」と言うこと
非エッセンシャル思考の人は、トレードオフが必要な状況で「どうすれば両方できるか?」と考える。だがエッセンシャル思考の人は、「どの問題を引き受けるか?」と考える。
何をあきらめなくてはならないか?」と問うかわりに、「何に全力を注ごうか?」と考える。小さな違いだが、積み重なると人生に大きな差がついてくる
集中するためには、 集中せざるをえない状況に 自分を置くしかない
「これをまだ持っていなかったら、今からお金を出して買うだろうか?」買うと言いきれないなら、それは必要ではない。 仕事でも生活でも同じだ。 「もしもこの話が来ていなかったら、自分から積極的にチャンスを求めに行くだろう
考えるべきは「どれを引き受けようか?」ではない。「何にノーと言うか?」である。
仕事や人生の決定打となるブレイクスルーは、不要なものを切り捨てることから始まるの
目的が明確でなければ、人を動かすことはできない。目的もわからない仕事では、やる気が出ないからだ。
会社やチームや個人に必要なのは、具体的で魅力的、意味があって覚えやすい本質目標
勇気とは、 プレッシャーに負けない品格のことだ。
まとめ
より少なく、しかしより良くを追求することは、自分のやりたいことに集中して成果を出しやすくなる。
それはエネルギーが多忙によって分散しているのを一点に集中できるから。
そのためには他人からのプレッシャーに負けずに勇気を持ってキッパリと断ることも必要になってくる。
エッセンシャル思考はミニマリズムと似ていると感じました。
ただ自分はミニマリストとして活動していたが、これを読んであれもこれもと手を出して多忙になっていることに気づきました。
「それは本当にやるべきこと?」と問いを出してあげると、そこまで必要でないことに取り組んでおり、自分を苦しめていることに気づきました。
自分の意思で人生をより良くしたいと考えている人全てにオススメできる本です!