コーチングとカウンセリングはどう違うの?
この質問をよくいただきます。
そしてその違いは明確です。
カウンセリングは過去の気持ちの整理に対してのアプローチ、一方コーチングは未来の目標についてどうすればいいかを話します。
今回はよくある質問のこの2つの違いと、コンサルティングとの違いもお伝えしていきます。
コーチングとは
コーチングとは、あなたの中にある可能性を引き出し、自らの力で考え行動することをサポートするコミュニケーションスキル。
コーチングにおけるサポートとは、あなたが自分の力で考え、答えを見つけ、自ら行動できるように支援すること。
BMHコーチングについてのサービス内容
そしてコーチングは精神心理的に健全な人の目標達成や、能力発揮を支援し、将来どうありたいか重視し、未来についてのアプローチをします。
ゼロの気持ちの状態からプラスに変えていくアプローチとも言えます。
もちろんもともとプラスの感情が多い人はさらにプラスにもっていくことができます。
コーチングは未来についてというのがキーポイントです。
またコーチングは「答えは相手の中にある」というマインドのもとセッションを行います。
つまり自分の価値観、考えを押し付けたり、何をすればいいかを教えるということは基本的にしません。
答えは相手の中にあるので、一緒に会話をしながら方向性を定め、探していくという表現のほうがしっくりくるかと思います。
カウンセリングとは
カウンセリングは、一般的に精神心理的な悩みを抱えた人を対象とした相談援助であり、気持ちを整理することを重視したアプローチを取ります。
いわゆる過去の気持ちの整理を重視したアプローチということです。
例えば、親との関係性、夫婦での関係性、カップル、または友人との関係性でトラウマを抱えてしまい前に進めないといった事象が多いです。
つまりマイナスな気持ちの状態からゼロに戻すアプローチがカウンセリングになります。
そういった状態のときは、前向きな話をしようとしても、過去のその事象に戻ってしまうことが多いです。
未来について話すコーチングではなく、まずは過去の整理が必要です。
それをしないと前に進めないので、コーチングでは上手く機能しません。
なので、コーチングセッションする前は、必ずこのカウンセリングとの違いの説明をします。
コンサルティングとは
コンサルティングとの違いについても聞かれることが多いので説明させていただきます。
コーチングは、クライアントのありたい姿にフォーカスし、クライアントの中にあるものを引き出すことに軸足を置くのに対し、コンサルティングでは、コンサルティングが持っている知識、情報、ノウハウ等をクライアントに提供することに軸足が置かれます。
つまりコーチングでは「答えは相手の中にある」というマインドでしたが、コンサルティングでは、「答えはコンサルタントが持っている」ことになります。
これが大きな違いです。
まとめ
カウンセリングは過去の気持ちの整理するアプローチ、コーチングは未来についてどうありたいかを重視するアプローチ、そしてコンサルティングは知識、技術、ノウハウを伝える、教えるアプローチ。
3つともしっかりとした違いがあります。
これをコーチングセッション前に必ず説明させていただくのですが、それはクライアントにとっての一番良い手段を提案したいからです。
カウンセリングが必要な方にコーチングは機能しません。
コーチは100パーセントクライアントの味方です。