この本の表紙は衝撃的すぎて、すぐ読みたくなりました。
タイトルはDIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
そして帯にゼロで死ねと書かれており、これは読むべきと直感的に思い購入しました。
死ぬときに後悔しない人生
どれだけ経験を積んだとしても、死ぬときには後悔はすることあると思います。
ただあれもした、これもしたと思い出す経験の量は多くしたい。
これが自分の一つの価値観なので、改めてそれを思い出させてくれる本でした。
人生最後に後悔すること
人生最大の後悔は、「勇気を出して、もっと自分に忠実に生きればよかった」 。
他人が望む人生 ではなく、自分の心の 赴くままに夢を追い求めればよかった。
このように死に際に思う人がとても多い。
自分の心に忠実になる、そして自分の心に時々問いをかけてみることが大事だと気づいた。
2つ目は「働きすぎなければよかった」
働くことはお金を稼ぐこと、それは大事。
ただその分費やした時間は戻ってこない。
人生で重要なこと
老後に備えてお金を蓄えるのはもちろん大事。
ただ、老後のために今を犠牲にするのはおかしい
人はいつ死ぬかわからない、明日死ぬかもしれない。永遠に命は続くと感じながら過ごしているけどそんなことはない。
喜びを先送りにしてはならない
私たちは死を意識したとき、自分が本当に大切にしたいこと、やりたいことに気づく
人生で一番大切なのは思い出づくり
人生=経験の合計
浪費ではなく、経験になるようなことにお金をかけて投資するべきだ
お金を稼ぐことだけに費やした時間は戻ってこない
印象に残った言葉
・大切なのは、自分が何をすれば幸せになるかを 知り、その経験に惜しまず金を使うこと
・重要なのは、流されて生きるのではなく、自分にとって大切な経験を意識的に選び、そこに惜しみなく金を使うこと
・人生の充実度を高めるのは、〝そのときどきに 相応しい経験〟なのだ。 時間と金という限りある資 源を、 いつ、何に使うか——。 この重要な決断を下すことで、私たちは豊かな人生を送れる
・人生は経験の合計だ。 あなたが誰であるかは、毎日、毎週、毎月、毎年、さらには一生に一度の経験 の合計によって決まる。 最後に振り返ったとき、その合計された経験の豊かさが、どれだけ充実した 人生を送ったかを測る物差しになる
・「人生でしなければならない一番大切な仕事は、思い出づくりです。最後に残るのは、結局それだけ」
・もちろん、老後の備えは必要だ。 だが、老後で何より価値が高まるのは思い出だ。 だから私はあなたに、できるだけ早く経験に十分な投資をしてほしい
・「早い段階」とは、「今」のことだ。あなたが望む経験のうち、今日、今月、今年中に投資できる
ものはないだろうか。腰が重いと感じたら、「今」それをしないことのリスクを考えてみよ
・莫大な時間を費やして働いても、稼いだ金をすべて使わずに死んでしまえば、人生の貴重な時間を無駄に働いて過ごしたことになる。その時間を取り戻すすべは
生きているうちに金を使い切ること、つまり「ゼロで死ぬ」を目指す
・最後の数日、数カ月を生き延びるのに必要な医療費を貯めるために、人生の貴重な数年間を犠牲にしてまで働きたいと思うだろう。
・限られた時間とエネルギーをどう使うべきか
・今しかできない経験(価値のあるものだけ) への支出と、将来のための貯蓄の適切なバランスを取ること
・まだ健康で体力があるうちに、金を使ったほうがいい
・経験から価値を引き出しやすい年代に、貯蓄をおさえて金を多めに使う。 この原則に基づいて、支出 と貯蓄のバランスを人生全体の視点で調整していくべき
・「金」「健康」「時間」のバランスが人生の満足度を高める
つまり、金ではなく、健康と時間を重視すること。それが人生の満足度を上げるコツ
・時間をつくるために金を払う人は、 収入に関係なく、人生の満足度を高めることがわかっているの。 言い換えれば、金で時間を買うメリットを享受するのに、
実際のところ、私たちが思っているほど先延ばしできない経験は多い
・喜びを先延ばししすぎた後悔は、人生の終わりに一度だけ味わうわけではない。それは長い人生のなかで、何度も繰り返し頭に浮かんでくるもの
・最大の後悔は、「勇気を出して、もっと自分に忠実に生きればよかった」 であった。他人が望む人生 ではなく、自分の心の 赴くままに夢を追い求めればよかった。
まとめ
人生で一番大切なのは思い出づくり。
今お金を使うべきこと、今しかできないこと。
どうしても将来、老後といった不安にかられ、お金を貯めようと頑張ってしまう。
もちろんそこは大事であり、浪費ではなく経験になるようなことにお金をかけて投資すべき。
この本を読んで、自分自身セミリタイヤを目指してお金を貯めていて、今という時間に目を向けていなかったことに気づかせてもらいました。
今しかできないこと、年をとってもできること、そして人生で一番大切なのは思い出作り。
とても大事なことに気づかせてもらいました!